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gaia*cafe まごころの種を探しに gaiacafe.exblog.jp

ガイア・カフェへようこそ。 日常の喧騒から離れ,ちょっとだけ位相を変えてみませんか。 2010年11月から、8年ぶりにブログに戻ってきました♪この8年の心の旅を折々、綴ってまいります。


by るりら
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風のたより

田坂広志さんから「風のたより」のメールを定期的に届けていただいている。
いつも心に響く内容で、大事にとってある。

その中でもこのメッセージは、繰り返し何度も何度も読んだ。

私はどんな言霊を発しているのだろう。
自分自身に問いかけながら。

以下風のたよりからの引用です。
 
 情報社会の逆説 ネット革命、ブロードバンド革命、
 そして、ユビキタス革命と続く
 情報革命の深化は、
 我々に何を求めているのか。

 そのことを考えるとき、
 いま、多くの草の根の人々が
 自由にメッセージを発信している姿が、
 目に入ってきます。

 自分の個人サイトを開設して情報発信をする人々。
 ブログを使って、毎日、個人日記を公開する人々。
 ネット・ラジオを使って、個人放送局を持つ人々。
 コミュニティの掲示板に書評や映画評を書く人々。

 それは、
 誰でも手軽に、瞬時に、そして自由に、
 自分のメッセージを世の中に発信できる
 素晴らしい時代の到来を意味しているのでしょう。

 しかし、そうした時代の素晴らしさの一方で、
 「メッセージの洪水」と呼ぶべき現象と、
 「玉石混交の言葉の氾濫」を見るとき、
 我々は、そこに、
 情報社会の一つの逆説が生まれてくることに
 気がつきます。

 この情報社会において
 我々に求められるのは、
 多くのメッセージを語る力ではない。
 多くの言葉を語る力ではない。


 「言霊」を語る力。


 短くとも、
 心に残る言葉、
 胸を打つ言葉、
 腹に響く言葉。


 そうした言葉を語る力こそが
 いま、求められているのでしょう。



 2005年7月18日
 田坂広志
by yukari_ta-ra | 2005-08-02 22:22