奄美大島のこと 芭蕉布再生プロジェクトのこと
奄美大島は、もともと琉球王朝だったのですが、400年前、薩摩藩が琉球に攻め込んだとき、流血の闘いを望まない琉球王朝が戦争を避けるために薩摩に献上されました。

以来、奄美の人々は薩摩に年貢を納めるために重労働を課せられました。

薩摩藩が明治維新を起こすことができたのも、蔭では奄美の人々の年貢が支えたそうです。
薩摩を支えながらも、琉球王朝時代の風習をも守り続けていました。

第二次世界大戦のときは、沖縄がアメリカに占拠されましたが、奄美も占拠され、島民は、鹿児島に行く時にもパスポートが必要でした。
沖縄よりも早く返還されたので、そのことはほとんど知られていません。

そんな、いつの時代も、新しい時代に変わるときの節目で、闘いのエネルギーの調整役みたいなことをこの島は担ってきたようです。

私は、苦労をしてきた人たちだけが持ちうる命への優しさ、がこの島にはあふれているように思います。

時代の力に翻弄されたぶん、信仰も深い。
島外の人を排斥するのではなく、一期一会を大切にと、とても尊いもてなしをします。

奄美には、とうとがなし という言葉があります。尊尊我無と書きます。
自分のことよりも相手を尊く敬う、という意味です。
あなたのことを誰よりも深く思っています、という意味にもなります。
ありがとう、というかわりに「とうとがなし」といいます。

私はこんな島こそ、母なるいのりの発信地にふさわしいと心から思っています。

なので、今年、私は「いのちの環」の活動を始めますが、奄美大島から始めさせていただきます。

今、始まろうとしている奄美大島での芭蕉布の再生プロジェクトもとても重要な役割を果たしていくと思います。

1月16日に、芭蕉布を西表島で再生させた石垣昭子さんとともに奄美大島でトークをすることになりました。

芭蕉の糸が未来を紡ぐ~地球交響曲第5番石垣昭子編上映&トーク&八重山・奄美島唄ライブ~

芭蕉は日本の宝に必ずなると思います。皆様もぜひ芭蕉にご注目ください。
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by yukari_ta-ra | 2010-01-11 07:19 | いのちの環(わ)
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