六道輪廻
この1か月、片時も頭から離れないのが、「六道輪廻図」のことです。
Be-IN TOKYOに出店した日、ゲストで来ていた「チベットチベット」のキム・スンヨン監督と再会、ブータンで見た六道輪廻のことを話したら、なんとキムさんも六道輪廻のことを5年前からずうと思い続けていたとのこと。そこで興味深い話になったのですが、時間切れ。
余計、気になってしまっていたところ、またまた「聖地チベットを考える」勉強会で、ばったり!
「この間の続き、話したい!」と言ったら、キムさんも話したかったようで、六道輪廻で大いに盛り上がりました。
六道輪廻は、天上界、人間界、餓鬼界、地獄界、畜生界、阿修羅界の6つで描かれているわけですが、
ブータン人のタシさんに「今度生まれ変わるとしたら、どこに生まれたいですか」と聞かれ、とっさに「天上界」と答えたところ、「私は、人間界です」と言われたことから、えええ?なんで人間界なの?と疑問に思ったところから、六道輪廻をちゃんと知りたいと思ったわけです。
そのことをキム監督に話すと、「僕も同じ」というではありませんか。
で、5年も考え続けて得たことを図説で教えてくれました。
答えはとってもシンプルです。
まず天上界。ここは、雲の上で地に足がついてなく、楽器を鳴らすなど楽しいばかりで、正常な判断ができないところなのだそうです。浮かれている状態ということでしょうか。
人間界。描かれている絵は、農耕をしたり、寺小屋で勉強したり大家族でお互いを助け合いながら暮らしていて、正常な判断ができるところです。
餓鬼界。心も体も満たされることなくいつも餓えていて、正常な判断ができないところ。
地獄界。苦しみに捕らえられて、やっぱり正常な判断ができないところ。
畜生界。毎日の生活におわれ、本能で生きることのみに精いっぱいで心に余裕がなく、未来に対して良かれと想像することもできない。
阿修羅界。戦いや怒りに明け暮れる日々で正常な判断ができない。

そして、人の心はこの6つのどこかに必ずある、というのです。
さらに、六道輪廻の真ん中に書かれている絵は、蛇と豚と鶏なのですが、豚は無智(おろかさ)、鳥は貪欲(むさぼり)、蛇は冷徹(いかり)のメタファーで、特にチベット仏教ではおろかさがむさぼりといかりを生み出し、煩悩の根源であるということをこの中心に表しているそうです。
他にも、六道輪廻をガラリとまわす鬼は、時間を操る虚無だということ。
ますます、奥深いです。でもちょっと気持ちはすっきり。
ブータンの人々は、小さい頃からこの絵の意味を聞かされていることでしょう。
今度また行くことができたら、じっくり聞いてみたいものです。
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by yukari_ta-ra | 2009-09-23 02:07 | 今日の想い
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