ジェツン・ペマ女史のお話
今日はダライ・ラマ法王14世の74歳のお誕生日です。毎年、この時期には、ダライ・ラマ法王事務所と在日チベット人の皆さんが中心となって、猊下の誕生祝賀会が催されます。
今年は、特別ゲストとして、ダライ・ラマ法王の妹として生まれ、チベット子供村の創立者でもあられるジェツン・ペマさんがダラムサラから招かれました。ペマさんはチベットの子供たちの教育に生涯を捧げていらっしゃいます。

昨日は、ペマさんの講演会でした。
今回、私も初めて知ったことですが、チベット子供村では、英語教育に熱心なばかりでなく、モンテッソーリの教育も取り入れられているということでした。
モンテッソーリは、イタリアの幼児教育の第一人者です。でも日本では、モンテッソーリ教育はプライベートな教育機関でしか取り扱われておらず、公的な教育機関ではほとんど取り入れられていません。
モンテッソーリのとても良いところは、子供たちひとりひとりの成長に合わせ、様々なプログラム(教具など)があり、子供たちは自分の一番したいことにゆっくりと取り組めるように考えられているところです。
子どもたちは、時には一日中、同じことをしていてもいいのです。ひとつのことをやり遂げた満足感や達成感を自らが体得してゆくことで、他人にほめてもらうために何かをするのではなく、真の喜びを自らの中に見出す、そのための教育です。
日本では、時々、お受験のツールのように勘違いされることもありますが、そのような一義的な幼児教育ではありません。モンテッソーリ教育の素晴らしさは、他にもたくさんあるので、また機会があれば書きたいと思います。

会場からの質問で、「子供たちにどうしたら大人に対する敬意を持たせることができるのか」というのがありました。
ペマ女史の答えはとてもシンプルでした。それは「子供にそのようなことを期待してはいけません。まず、大人が子供に敬意を持つことこそ大切です。」というものでした。
親は小さな子どもに、「ありがとう、といいなさい」とか、「あいさつしなさい」とか他人の前でよくいいますが、子供にあいさつの仕方を教えたかったら、そのような言い方ではなく、まずは親がしっかり挨拶の出来る人になり、小さな子供へも挨拶できる大人、になるということでしょうか。そして子供たちにたっぷりの愛情をそそぐ、それこそ子供に好かれる大人になる秘訣なのではないでしょうか。
ペマさんの笑顔は、ダライ・ラマ法王に匹敵するほど、まるで観音様のような素晴らしい笑顔でした。
憧れの女性がひとり増えました。
明日は・・・満月の七夕です。晴れますように。
[PR]
by yukari_ta-ra | 2009-07-06 23:47 | 今日の想い
<< チベットとウイグル 皆既日食を求めて おわり とう... >>



ガイア・カフェへようこそ。日常の喧騒から離れ,ちょっとだけ位相を変えてみませんか。     コメントはスパム対策で承認制ですがお待ちしています!twitterはじめました。 twitter名は、yukaritatsumuraです。
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
おすすめサイト
フォロー中のブログ
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
13 人のグランマザー国..
from 13 grandmothers
13人のグランマザー国際..
from 13 grandmothers
13 人のグランマザー国..
from 13 grandmothers
オバマさんへ
from 静かな裏庭
パタゴニア M'S,W'..
from 新潟市にパタゴニアの専門店が..
ライフログ
ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧